学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §12 神経 / QJ28A101
理由で解く 柔道整復師
一次運動野(中心前回)の体部位再現は「逆立ちした小人」で、内側ほど下肢、外側ほど顔面が担当される。選択肢のうち最も内側に再現されるのは足首である。
中心前回の運動ホムンクルスは、大脳縦裂に面する内側面から外側面へ向かって、足趾・足首 → 下腿・大腿 → 体幹 → 肩 → 上肢 → 手指 → 顔面 → 口唇・舌の順に並ぶ。下肢の領域は半球の内側面(中心傍小葉)にまで回り込んでおり、ここは前大脳動脈の灌流域である。これに対し手指・顔面・口唇の領域は外側面の下方にあり、中大脳動脈が灌流する。再現される面積は身体部位の大きさではなく運動の巧緻性を反映するため、手指と口唇は広く、体幹や下肢は狭い。この配列を押さえておくと、前大脳動脈領域の梗塞で下肢優位の麻痺が出る理由まで同じ知識で説明できる。
| 身体部位 | 中心前回での位置 | 再現面積 | 主な灌流動脈 |
|---|---|---|---|
| 足首・足趾 | 最も内側(内側面・中心傍小葉) | 狭い | 前大脳動脈 |
| 体幹・肩 | 外側面の上方〜頂部 | 狭い | 前〜中大脳動脈の境界 |
| 手指 | 外側面の中ほど | 非常に広い | 中大脳動脈 |
| 顔面・口唇・舌 | 最も外側下方(外側溝寄り) | 非常に広い | 中大脳動脈 |
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