学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §8 内分泌器系 / QJ28A071
理由で解く 柔道整復師
プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌するのは、排卵後の卵胞が変化してできた黄体を構成するルテイン細胞です。正答は3です。
排卵が終わると、卵胞に残った顆粒膜細胞と内莢膜細胞が黄体化して顆粒膜ルテイン細胞・莢膜ルテイン細胞となり、黄色い脂質色素(ルテイン)に富む黄体をつくります。ルテイン細胞はプロゲステロンを主体にエストロゲンも分泌し、子宮内膜を分泌期に保って受精卵の着床に備えます。妊娠が成立しなければ黄体は約2週間で退縮して白体となり、プロゲステロンが急減して月経が始まります。妊娠すると絨毛性ゴナドトロピンの作用で妊娠黄体として維持され、やがて胎盤がプロゲステロン分泌を引き継ぎます。この設問は精巣の細胞と消化管の細胞を混ぜてあるので、「どの臓器の細胞か」から仕分けると確実に絞れます。
| 細胞 | 存在部位 | 主な産物・働き |
|---|---|---|
| ルテイン細胞 | 卵巣の黄体 | プロゲステロン(+エストロゲン) |
| 顆粒膜細胞(排卵前) | 卵胞の壁 | エストロゲン |
| セルトリ細胞 | 精巣の精細管内 | アンドロゲン結合タンパク、インヒビン、抗ミュラー管ホルモン、精子形成の支持 |
| ライディッヒ細胞 | 精巣の間質 | テストステロン |
| パネート細胞 | 小腸腺(腸陰窩)の底部 | リゾチーム、ディフェンシン(抗菌) |
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