学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §5 呼吸器系 / QJ28A066
理由で解く 柔道整復師
いわゆる「のどぼとけ」=喉頭隆起は、甲状軟骨の左右の板が前正中で合わさってできる突出です。
喉頭の軟骨は、単独の甲状軟骨・輪状軟骨・喉頭蓋軟骨と、左右一対の披裂軟骨などから成ります。甲状軟骨は2枚の板が前方で角をつくって合わさり、その上部が皮膚の下に突き出したものが喉頭隆起です。男性では思春期にアンドロゲンの影響で合わさる角度が鋭くなって前方に強く突出し、同時に声帯も長くなるため声が低くなります。輪状軟骨は喉頭の土台にあたる完全な輪で第6頸椎の高さにあり、輪状甲状靱帯の位置とともに気道確保の目印になります。喉頭蓋軟骨は弾性軟骨でできており、嚥下の際に後方へ倒れて喉頭口をふさぎ誤嚥を防ぎます。自分の頸を触って、突出(甲状軟骨)→その下のくぼみ(輪状甲状靱帯)→硬い輪(輪状軟骨)と順にたどってみると位置関係が定着します。
| 軟骨 | 数 | 軟骨の種類 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 甲状軟骨 | 1 | 硝子軟骨 | 最大。喉頭隆起をつくる |
| 輪状軟骨 | 1 | 硝子軟骨 | 完全な輪。第6頸椎の高さ |
| 喉頭蓋軟骨 | 1 | 弾性軟骨 | 嚥下時に喉頭口をふさぐ |
| 披裂軟骨 | 一対 | 硝子軟骨 | 声帯突起に声帯靱帯が付き声門を開閉 |
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