学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §4 消化器系 / QJ28A063
理由で解く 柔道整復師
分界溝のすぐ前にV字型に一列に並ぶのは有郭乳頭です。舌乳頭の中で最も大きく、8〜12個ほどあります。
舌背は分界溝を境に前2/3の舌体と後1/3の舌根に分かれ、発生の由来も神経支配も異なります(舌体の一般知覚は舌神経、味覚は鼓索神経、舌根は舌咽神経)。舌乳頭は糸状・茸状・有郭・葉状の4種で、味蕾を持つのは茸状・有郭・葉状の3つ、糸状乳頭には味蕾がありません。有郭乳頭は周囲がぐるりと溝で囲まれ、その溝の壁に多数の味蕾が並び、溝の底にはエブネル腺(味腺)が開口して味物質を洗い流して次の味を感じやすくします。分界溝の頂点には舌盲孔があり、甲状腺が舌根から下降した跡を示します。
| 乳頭 | 分布 | 味蕾 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 糸状乳頭 | 舌背全体 | なし | 数が最も多く、角化して白い |
| 茸状乳頭 | 舌尖・舌縁 | あり | 赤い点として散在 |
| 有郭乳頭 | 分界溝の前にV字型一列 | あり(多数) | 最大。エブネル腺が開口 |
| 葉状乳頭 | 舌の後外側縁 | あり | ひだ状。ヒトでは発達が弱い |
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