学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ28A058
理由で解く 柔道整復師
大円筋は上腕骨の小結節稜に停止し、肩関節を内旋・内転・伸展させます。停止が大結節か小結節かで作用が決まる、と覚えるのが近道です。
肩甲骨から上腕骨へ向かう筋は、停止部の位置で働きが読めます。大結節につく棘上筋・棘下筋・小円筋は外転や外旋に働き、小結節および小結節稜につく肩甲下筋・大円筋は内旋に働きます。大円筋は肩甲骨下角の背面から起こって小結節稜に停止し、広背筋と並んで内旋・内転・伸展を担うため「広背筋の小さな相棒」と覚えると忘れません。神経支配も肩甲下神経(下肩甲下神経)で肩甲下筋と同じ系統です。回旋筋腱板(ローテーターカフ)は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つで、大円筋は腱板に含まれない点も頻出です。
| 筋 | 停止 | 主な作用 | 支配神経 |
|---|---|---|---|
| 棘上筋 | 大結節(上部) | 外転 | 肩甲上神経 |
| 棘下筋 | 大結節(中部) | 外旋 | 肩甲上神経 |
| 小円筋 | 大結節(下部) | 外旋 | 腋窩神経 |
| 肩甲下筋 | 小結節 | 内旋 | 肩甲下神経 |
| 大円筋 | 小結節稜 | 内旋・内転・伸展 | 肩甲下神経 |
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