学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ28A053
理由で解く 柔道整復師
起始は「動きが小さく土台になる側」です。体肢(四肢)の筋では体幹に近い側=近位が起始になります。
筋が縮むと両端は互いに近づきますが、実際に大きく動くのはたいてい片側だけです。そこで、固定されて動きの小さい側を起始、大きく動く側を停止と決めています。四肢では体幹側が固定されて末梢が振られるので、近位が起始・遠位が停止になります。体幹の筋で起始と停止が区別しにくいときは、正中(脊柱)に近い側を起始、上下に走る筋では下方(尾側)を起始とする約束です。ただし懸垂のように末梢を固定すると実際の動きは逆転します(起始と停止の逆転)。名称としての約束と、その場の運動で実際に動く側は別物として整理しておきましょう。
| 部位 | 起始とする側 | 停止とする側 |
|---|---|---|
| 体肢の筋 | 体幹に近い側(近位) | 体幹から遠い側(遠位) |
| 体幹の筋(区別しにくい場合) | 脊柱・正中に近い側 | 正中から遠い側 |
| 体幹で上下に走る筋 | 下方(骨盤に近い側) | 上方(頭側) |
| 共通の原則 | 動きが小さい・固定される側 | 動きが大きい側 |
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