学習トップ理由で解く 柔道整復師解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ28A054

理由で解く 柔道整復師

QJ28A054 解剖学

出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午前 問54
問題
頭蓋を構成する骨の数はどれか。
選択肢
1 21
2 23
3 25
4 27
解答
正解2(23)
解説

頭蓋は舌骨を含めて15種23個の骨からできています。左右一対の骨を数え落とさないことがポイントです。

脳頭蓋は前頭骨・後頭骨・蝶形骨・篩骨が各1個、頭頂骨・側頭骨が各2個で、6種8個です。顔面頭蓋は鼻骨・涙骨・下鼻甲介・上顎骨・頬骨・口蓋骨が各2個、鋤骨・下顎骨・舌骨が各1個で、9種15個です。合計すると15種23個になります。中耳のツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨(左右6個)は側頭骨の中に収まる聴覚の装置で、頭蓋の骨数には数えません。数えるときは「1個だけの骨」(前頭・後頭・蝶形・篩骨・鋤骨・下顎骨・舌骨の7個)と「左右対の骨」(頭頂・側頭・鼻・涙・下鼻甲介・上顎・頬・口蓋の8種16個)に分けると、7+16=23と一息で出せます。

✗ 1. 誤り
21
23より2少ない数です。対の骨(頭頂骨・側頭骨・鼻骨・涙骨・下鼻甲介・上顎骨・頬骨・口蓋骨の8種16個)のうち、2種を1個ずつと数え落とすと23−2=21になります。対の骨は「左右で2個」と1種ずつ声に出して確認しましょう。
✓ 2. 正しい
23
脳頭蓋8個+顔面頭蓋15個=23個です。「単独の骨7個+対の骨8種16個」で7+16=23と検算できます。
✗ 3. 誤り
25
23より2多い数で、この数え方に対応する組み合わせはありません。舌骨を除けば22、耳小骨(左右6個)を足せば29となり、増やしても減らしても25にはなりません。25が出る数え方が無いことを確かめれば、23が動かないと確認できます。
✗ 4. 誤り
27
頭蓋の数としては多すぎます。27は片手の骨の数(手根骨8+中手骨5+指骨14)として覚える数字なので、区別して整理しておきましょう。
ポイント
  • 頭蓋=15種23個(脳頭蓋6種8個+顔面頭蓋9種15個)。舌骨を含める。
  • 1個だけの骨は前頭・後頭・蝶形・篩・鋤・下顎・舌骨の7個。
  • 左右対の骨は頭頂・側頭・鼻・涙・下鼻甲介・上顎・頬・口蓋の8種16個。7+16=23で検算。
  • 耳小骨(左右6個)は側頭骨の中の装置で、頭蓋の骨数には入れない(入れると29で、どうやっても25にはならない)。
  • 紛らわしい数字:手の骨27個、足の骨26個、脊柱の椎骨32〜34個。セットで区別しておく。
比較表
区分個数
脳頭蓋前頭骨・後頭骨・蝶形骨・篩骨(各1)、頭頂骨・側頭骨(各2)6種8個
顔面頭蓋鼻骨・涙骨・下鼻甲介・上顎骨・頬骨・口蓋骨(各2)、鋤骨・下顎骨・舌骨(各1)9種15個
合計単独の骨7個+対の骨8種16個15種23個
数えないもの耳小骨(ツチ・キヌタ・アブミ)左右6個
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。