学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §35 包帯法 / QJ28A034
理由で解く 柔道整復師
螺旋帯は前の巻きに1/2〜1/3を重ねながららせん状に巻き上げる方法である。重ならないよう間隔をあけて巻くのは蛇行帯であり、この説明が誤りとなる。
環行帯は同じ位置に重ねて巻く方法で、包帯の巻き始めと巻き終わりの固定や、他の巻き方の土台として使う。螺旋帯は太さの変化が少ない部位に用い、少しずつずらしながら重ねて巻くことで患部を隙間なく覆い、均一な圧をかける。これに対し蛇行帯は間隔をあけて素早く巻き上げる方法で、副子や被覆材を一時的に押さえるといった目的で使われ、患部を覆う本固定には用いない。亀甲帯は関節部で屈側を交点として8の字に巻く方法、麦穂帯は8の字の交点が順次少しずつずれて麦の穂のように並ぶ巻き方である。各巻き方の定義を押さえておけば、説明文と名称の対応が合っているかどうかはその場で判断できる。
| 巻き方 | 巻きの重なり | 主な適用部位・用途 |
|---|---|---|
| 環行帯 | 同じ位置に完全に重ねる | 巻き始め・巻き終わりの固定 |
| 螺旋帯 | 1/2〜1/3を重ねる | 太さの変化が少ない部位を隙間なく覆う |
| 蛇行帯 | 重ねず間隔をあける | 副子・被覆材の一時的な押さえ |
| 折転帯 | 折り返しながら重ねる | 前腕・下腿など太さが変わる部位 |
| 亀甲帯 | 屈側を交点に8の字 | 肘・膝など関節部 |
| 麦穂帯 | 交点が順次ずれる8の字 | 肩・股関節・手足など |
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