学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §29 膝関節内側側副靱帯損傷の固定 / QJ28A028
理由で解く 柔道整復師
膝関節内側側副靱帯(MCL)損傷の固定は、膝関節軽度屈曲位(おおむね20〜30度)で行う。
MCLは膝の伸展位で最も緊張し、軽度屈曲すると弛緩する。損傷した靱帯を弛めれば断裂端どうしが近づき、瘢痕による修復に有利な状態になる。加えて膝の軽度屈曲位は良肢位に近く、長期に固定しても歩行や日常動作への支障が小さいという利点がある。屈曲角度を大きくとりすぎると、膝屈曲拘縮を残しやすいうえ、下腿の重みで外反ストレスが加わりやすく固定の目的から外れる。固定中は大腿四頭筋のセッティング(等尺性収縮)と足関節・足趾の自動運動を毎日続け、筋萎縮と拘縮の予防に努める。固定除去後は可動域訓練から始め、外反ストレスのかかる動作は段階的に戻していく。
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