学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §11 コーレス(Colles)骨折の診察および整復 / QJ28A008
理由で解く 柔道整復師
コーレス骨折では遠位骨片が橈側へずれるため、正面から見た手関節の幅が広がる。正答は4。
コーレス骨折は手をついて転倒し、橈骨遠位端が背側へ折れる骨折で、高齢女性に多い。遠位骨片は背側・橈側へ転位し、短縮と回外を伴う。側面から見ると手関節部が背側に段をつくるフォーク状変形、正面から見ると橈側へずれた幅の広がりが銃剣状変形として現れ、これが「手関節横径の増大」にあたる。また遠位骨片が橈側かつ近位へ動く結果、本来尺骨茎状突起より遠位にあるはずの橈骨茎状突起がほぼ同じ高さまで上がってくる点も、外観からの鑑別に役立つ。
| 観察方向 | 変形の呼称 | 成り立ち |
|---|---|---|
| 側面 | フォーク状変形 | 遠位骨片の背側転位による段差 |
| 正面 | 銃剣状変形 | 遠位骨片の橈側転位 → 手関節横径の増大 |
| 触診 | 尺骨頭の突出/橈骨茎状突起の上昇 | 短縮+橈側転位 |
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