学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §23 各論(軟部組織損傷) 下肢 / QJ27P099
理由で解く 柔道整復師
三角骨はもともとあっても無症状のことが多く、足関節捻挫などをきっかけに痛みを出し始めます。正しいのは4です。
三角骨は距骨後突起の外側結節が癒合せずに分離したまま残った過剰骨です。位置は脛骨後縁と踵骨上面のちょうど間にあたるため、足関節を強く底屈させると、くるみ割り器に挟まれるようにこの骨が圧迫されます。バレエのポワント、サッカーのインステップキック、新体操など底屈を繰り返す動作や、足関節が底屈方向へ強制される捻挫がきっかけとなり、それまで無症状だった三角骨が症状を出すようになります。痛みはアキレス腱の外側、足関節の後外側に生じ、最大底屈を強制すると再現されます。同じ部位を通る長母趾屈筋腱の腱鞘炎を合併することがあり、その場合は母趾の自動屈伸でも痛みが出ます。底屈を強いる動作の量を調整し、疼痛が続くようなら画像評価のため医師へつなぎます。
| 有痛性三角骨 | 有痛性外脛骨 | |
|---|---|---|
| 過剰骨の位置 | 距骨後突起外側結節(足関節後外側) | 舟状骨内側(足部内側) |
| 頻度 | 外脛骨に次ぐ | 足部の過剰骨で最多 |
| 疼痛の誘発 | 足関節の最大底屈 | 内側の圧迫、後脛骨筋の収縮、扁平足傾向 |
| 関連する腱 | 長母趾屈筋腱 | 後脛骨筋腱 |
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