学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §16 各論(骨折) 上肢 / QJ27P079
理由で解く 柔道整復師
コーレス骨折はフォーク状変形、スミス骨折は鋤状変形。選択肢1と2はこの2つをちょうど入れ替えた形になっている。
遠位骨片が背側へ転位するコーレス骨折では、側方から見ると手関節部に背側への段ができ、食卓用フォークを伏せた形に似るのでフォーク状変形とよぶ。掌側へ転位するスミス骨折(逆コーレス骨折)は段が逆向きになり、庭仕事のシャベルを伏せた形にたとえて鋤状変形とよばれる。バートン骨折は橈骨遠位端の関節面の背側縁または掌側縁が斜めに折れ、手根骨が骨片とともにずれる関節内の脱臼骨折である。遠位橈尺関節の不全脱臼・脱臼を伴うのは、橈骨骨幹部遠位1/3骨折であるガレアジ骨折のほう。ショウファー骨折は橈骨茎状突起の骨折で、骨折線が手関節面に及ぶ関節内骨折であり、舟状骨骨折や手根骨間靱帯損傷の合併に注意する。
| 骨折 | 部位・病態 | 特徴 |
|---|---|---|
| コーレス | 橈骨遠位端、背側転位 | フォーク状変形 |
| スミス | 橈骨遠位端、掌側転位 | 鋤状変形 |
| バートン | 関節面の背側縁/掌側縁の斜骨折 | 手根骨を伴う脱臼骨折(関節内) |
| ショウファー | 橈骨茎状突起 | 関節内骨折 |
| ガレアジ | 橈骨遠位1/3骨折 | 遠位橈尺関節の脱臼を伴う |
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