学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §9 臨床実地問題 / QJ27P019
理由で解く 柔道整復師
「屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない」はランクA(準寝たきり)。そのうち外出頻度が少なく日中も寝たり起きたりの状態はA2です。正答は2。
障害高齢者の日常生活自立度(いわゆる寝たきり度)は、J(生活自立)・A(準寝たきり)・B(寝たきり/車椅子レベル)・C(寝たきり/ベッド上)の4ランクに分かれ、それぞれ1・2の枝に分けます。判定は「できるかどうか」ではなく、実際に「している」状態で行うのが原則です。ランクAは屋内の生活は概ね自立するものの外出には介助が要る段階で、日中はほとんどベッドから離れて過ごすのがA1、外出の頻度が少なく日中も寝たり起きたりなのがA2です。本例は屋内自立、介助なしには外出しない、外出頻度が少ない、日中も臥床と起居が混在という4点がそろい、A2に該当します。この段階は活動量が落ちて廃用症候群が進みやすいため、通所リハビリテーションや外出機会の確保で離床時間を増やす関わりが有効です。なおこの尺度は要介護認定や主治医意見書で用いられ、認知症高齢者の日常生活自立度(I〜M)とは別物です。
| ランク | 大分類の定義 | 枝分かれ |
|---|---|---|
| J(生活自立) | 何らかの障害はあるが日常生活はほぼ自立し、独力で外出する | J1:交通機関等を利用して外出/J2:隣近所へなら外出 |
| A(準寝たきり) | 屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない | A1:介助により外出し日中はほとんど離床/A2:外出の頻度が少なく日中も寝たり起きたり |
| B(寝たきり) | 屋内でも何らかの介助を要し、日中もベッド上が主体だが座位を保つ | B1:車椅子に自力移乗し食事・排泄は離床して行う/B2:介助により車椅子に移乗 |
| C(寝たきり) | 1日中ベッド上で過ごし、排泄・食事・着替に介助を要する | C1:自力で寝返りをうつ/C2:自力では寝返りもうたない |
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