学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §5 リハビリテーションの治療 / QJ27P013
理由で解く 柔道整復師
松葉づえの長さは身長のおよそ4分の3(身長からおよそ40cmを引いた長さ)が目安です。体重は腋窩ではなく握りで支えます。
松葉づえは、下肢の免荷が必要な場面で使う支持性の高いつえです。適合の要点は3つあります。第一に全長で、身長の約4分の3が目安になります。第二に腋窩当ての高さで、腋窩から2〜3横指(約3〜4cm)下に当たるように合わせます。第三に握りの位置で、つえ先を足先の前外側に置いたとき肘が約30度屈曲する高さにします。腋窩当てに体重を預けると腋窩部で橈骨神経が圧迫され、いわゆる松葉づえ麻痺(下垂手)を起こすため、体重は握りにかけ、腋窩当ては体側で軽く挟んで方向づけと安定に使うよう指導します。使用前にはつえ先ゴムの摩耗と各部のねじの緩みを毎回点検します。
| 種類 | 身体との接点 | 接地部(脚の数) | 支持性 | 主な適応 |
|---|---|---|---|---|
| T字つえ | 握りのみ | 1本 | 低い | 軽度のバランス補助、軽い免荷 |
| 多脚つえ(3点つえ・4点つえ) | 握りのみ | 3〜4本 | 中等度 | 立位バランスが不良で、自立して立てる例 |
| ロフストランドつえ | 前腕カフ+握り | 1本 | 中〜高 | 長期使用、手を離しても落ちない利点がある |
| 松葉づえ | 腋窩当て+握り(腋窩支持型) | 1本(左右1対で使用) | 高い | 下肢の免荷が必要な例。上肢筋力があることが前提 |
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