学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §44 整形外科学 / QJ27A016
理由で解く 柔道整復師
テニス肘は上腕骨外側上顆炎であり、内側上顆炎はゴルフ肘にあたります。答えは4です。
肘の使いすぎ障害は「どちら側に牽引力がかかるか」で整理できます。手関節伸筋群(短橈側手根伸筋など)は外側上顆から起こるため、バックハンドや手関節背屈の繰り返しで外側上顆に炎症が生じ、これがテニス肘(上腕骨外側上顆炎)です。一方、手関節屈筋・回内筋群は内側上顆から起こるため、ゴルフのスイングや投球の加速期に加わる外反力で内側上顆炎(ゴルフ肘)となり、成長期であれば骨端線が離開します。外側上顆炎の評価にはトムセン(Thomsen)テストや中指伸展テスト、チェアテストを用い、症状が続く場合は前腕の使い方の見直しと安静、必要に応じて医師の診察を勧めます。
| 疾患・所見 | 原因・部位 | 力の方向 |
|---|---|---|
| テニス肘 | 上腕骨外側上顆炎 | 手関節伸筋群の牽引 |
| ゴルフ肘 | 上腕骨内側上顆炎 | 手関節屈筋・回内筋群の牽引 |
| リトルリーグ肘(内側型) | 内側上顆骨端線離開 | 投球時の外反による内側牽引 |
| 関節ねずみ | 離断性骨軟骨炎(外側:小頭) | 投球時の外反による外側圧迫 |
| 内反肘 | 上腕骨顆上骨折の変形治癒 | 外傷 |
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