学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §36 解剖学 / QJ27A002
理由で解く 柔道整復師
肘を構成する3つの関節のうち、上腕骨滑車と尺骨の滑車切痕がつくる腕尺関節が蝶番関節です。正解は3。
蝶番関節は1軸性で、扉の蝶番のように屈曲・伸展だけを許します。腕尺関節は滑車の溝に沿ってらせん状に動くため「らせん関節」と呼ばれることもありますが、分類上は蝶番関節に含めます。同じ肘のなかでも腕橈関節は球関節、上橈尺関節は車軸関節で、前腕の回内・回外は腕橈関節と上下の橈尺関節が協働して起こります。関節の型は「運動軸が何本あるか」から逆算すると覚えやすく、屈伸のみ=1軸=蝶番、回旋のみ=1軸=車軸、2方向=2軸=楕円・鞍、あらゆる方向=多軸=球関節と整理できます。
| 関節 | 構成 | 関節の型 | 運動 |
|---|---|---|---|
| 腕尺関節 | 上腕骨滑車+尺骨滑車切痕 | 蝶番関節(1軸) | 屈曲・伸展 |
| 腕橈関節 | 上腕骨小頭+橈骨頭窩 | 球関節(多軸) | 屈伸・回内外(制限あり) |
| 上橈尺関節 | 橈骨頭+尺骨橈骨切痕 | 車軸関節(1軸) | 回内・回外 |
| 橈骨手根関節 | 橈骨遠位端+近位手根骨 | 楕円関節(2軸) | 掌背屈・橈尺屈 |
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