学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §4 頭・頸部、四肢と体幹の運動(筋の作用および神経支配を含む) / QJ26A094
理由で解く 柔道整復師
足関節では「伸展=背屈(つま先を上げる)」を指します。背屈に働くのは第三腓骨筋で、正答は1です。
足関節(距腿関節)は用語が紛らわしく、つま先を上げる背屈を伸展、つま先を下げる底屈を屈曲と呼びます。まずこの言い換えができるかどうかが、この問題の分かれ目です。背屈筋は下腿前面のグループで、前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋・第三腓骨筋の4つ。いずれも深腓骨神経に支配され、伸筋支帯の下を通って足背へ向かいます。第三腓骨筋は長趾伸筋の外側部が分かれたもので、第5中足骨底に停止し、背屈と外がえしに働きます(欠如することもあります)。一方、下腿後面の下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)と外側の腓骨筋群は底屈側です。名前に「腓骨筋」とついていても、第三腓骨筋だけは前面グループである点を押さえておきます。
| 筋 | 部位 | 足関節での作用 | 支配神経 |
|---|---|---|---|
| 第三腓骨筋 | 下腿前面 | 伸展(背屈)+外がえし | 深腓骨神経 |
| 長腓骨筋 | 下腿外側 | 屈曲(底屈)+外がえし | 浅腓骨神経 |
| 腓腹筋 | 下腿後面(浅層) | 屈曲(底屈)+膝関節屈曲 | 脛骨神経 |
| ヒラメ筋 | 下腿後面(浅層) | 屈曲(底屈) | 脛骨神経 |
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