学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §4 頭・頸部、四肢と体幹の運動(筋の作用および神経支配を含む) / QJ26A091
理由で解く 柔道整復師
小円筋の作用は肩関節の外旋です。同じ外旋作用をもつのは棘下筋で、正答は1です。
回旋筋腱板(ローテーターカフ)は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋からなります。肩甲骨の後面から起こる棘下筋と小円筋は上腕骨大結節に停止して外旋に働き、前面から起こる肩甲下筋だけが小結節に停止して内旋に働きます。「後ろから引くから外へ回る、前から引くから内へ回る」と停止部とセットで整理すれば混同しません。腱板は動きを生むだけでなく、骨頭を関節窩に引きつけて肩関節を動的に安定させる役割ももちます。似た名前の大円筋は内旋・内転・伸展で小円筋と作用が逆になるため、ここも合わせて確認しておきます。
| 筋 | 停止 | 肩関節での主作用 | 支配神経 |
|---|---|---|---|
| 小円筋 | 大結節(下部) | 外旋 | 腋窩神経 |
| 棘下筋 | 大結節(中部) | 外旋 | 肩甲上神経 |
| 肩甲下筋 | 小結節 | 内旋 | 肩甲下神経 |
| 広背筋 | 小結節稜 | 内転・伸展・内旋 | 胸背神経 |
| 烏口腕筋 | 上腕骨体内側 | 屈曲・内転 | 筋皮神経 |
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