学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §5 呼吸器系 / QJ26A043
理由で解く 柔道整復師
上顎洞は中鼻道の半月裂孔(篩骨漏斗)に開口する。中鼻道には前頭洞と前・中篩骨洞も開く。
副鼻腔は前頭洞・上顎洞・篩骨洞・蝶形骨洞の4対で、いずれも鼻腔と交通し粘膜で連続している。開口部を整理すると、中鼻道には上顎洞・前頭洞・前篩骨洞・中篩骨洞が開き、上鼻道には後篩骨洞、上鼻甲介の後上方にある蝶篩陥凹には蝶形骨洞が開く。下鼻道に開くのは副鼻腔ではなく鼻涙管で、涙が鼻へ流れる経路である。上顎洞は最大の副鼻腔だが、開口部が洞の天井近く(内側壁上方)にあるため、立位や座位では分泌物が重力に逆らわないと排出されない。これが上顎洞炎の症状が長引きやすい構造的な理由であり、頬部の重い痛みや前屈時の増強を訴える人には耳鼻咽喉科の受診を勧める。
| 開口部位 | 開口するもの |
|---|---|
| 下鼻道 | 鼻涙管 |
| 中鼻道 | 上顎洞・前頭洞・前篩骨洞・中篩骨洞 |
| 上鼻道 | 後篩骨洞 |
| 蝶篩陥凹 | 蝶形骨洞 |
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