学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §3 脈管系(循環器系) / QJ26A039
理由で解く 柔道整復師
内頸動脈は頸部では枝を出さず、頭蓋内に入って最初に出す枝が眼動脈である。顔面動脈・顎動脈・舌動脈はいずれも外頸動脈の枝である。
総頸動脈は甲状軟骨上縁(およそ第4頸椎の高さ)で内頸動脈と外頸動脈に分かれる。内頸動脈は頸部で1本も枝を出さないのが大きな特徴で、側頭骨の頸動脈管から頭蓋内に入り、海綿静脈洞を通り抜けたところで眼動脈を出す。眼動脈は視神経管を視神経とともに通って眼窩に入り、網膜中心動脈を分ける。その後、内頸動脈は後交通動脈・前脈絡叢動脈を出し、前大脳動脈と中大脳動脈に分かれて終わる。一方、顔面・口腔・咽頭・頭皮の血流はほぼ外頸動脈の担当で、上甲状腺動脈・上行咽頭動脈・舌動脈・顔面動脈・後頭動脈・後耳介動脈・浅側頭動脈・顎動脈の8枝を順に出す。「顔の表面に出てくる名前は外頸、脳と眼に入る名前は内頸」と対で覚えると混同しない。
| 系統 | おもな枝 | 支配域 |
|---|---|---|
| 内頸動脈 | 眼動脈、後交通動脈、前脈絡叢動脈、前・中大脳動脈 | 眼窩内容と大脳の大部分 |
| 外頸動脈 | 上甲状腺・上行咽頭・舌・顔面・後頭・後耳介・浅側頭・顎 | 顔面、口腔、咽頭、頭皮、硬膜 |
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