学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §42 一般臨床医学 / QJ26A013
理由で解く 柔道整復師
医療面接では患者の訴えを主観で決めつけず、客観的な所見と突き合わせて評価する。したがって「患者の訴えを主観的に判断する」が誤りである。
医療面接には、情報収集・信頼関係(ラポール)の形成・患者教育という3つの役割がある。まず開かれた質問で自由に語ってもらい、傾聴と共感によって話しやすい場をつくったうえで、閉じた質問に切り替えて発症機転・部位・程度・経過を絞り込んでいく。そこで得られた訴えはあくまで主観的情報(S)として受け取り、視診・触診・関節可動域測定・徒手検査などの客観的情報(O)と照合して評価(A)し、方針(P)を立てる。先入観で結論を先取りすると重要な所見を取りこぼすため、聞いた内容は要点を整理して診療録に残し、重篤な疾患が疑われる場合や判断に迷う場合は速やかに医師へ紹介する。設問は「誤っているもの」を選ぶ形なので、望ましい面接の姿勢から外れている選択肢を探す。
| 観点 | 主観的情報(S) | 客観的情報(O) |
|---|---|---|
| 内容 | 患者の訴え、自覚症状、既往歴、生活背景 | 視診・触診の所見、可動域測定値、徒手検査の結果 |
| 集め方 | 医療面接(開かれた質問→閉じた質問) | 身体診察・計測・検査 |
| 扱い方 | そのまま記録し、決めつけずに受け止める | 数値や所見として記録する |
| その後 | 両者を突き合わせて評価(A)し、施術方針(P)を立てる | |
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