学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §41 リハビリテーション医学 / QJ26A012
理由で解く 柔道整復師
MMT 3は「重力に抗して全可動域を動かせるが抵抗には抗せない」段階なので、四肢の重さそのものを負荷とする自重を利用した自動運動が適する。
筋力増強訓練は、その時点で発揮できる筋力よりわずかに強い負荷をかけたときに最も効率よく効果が出る(過負荷の原則)。そこでMMTの段階が負荷設定の目安になる。MMT 0〜1(収縮が見えない〜わずかに触れる程度)では随意収縮そのものを引き出す筋機能再教育を行い、MMT 2(重力を除けば全可動域が動く)では介助自動運動で可動域を確保する。MMT 3では重力そのものが適切な負荷となるため自動運動を行い、MMT 4〜5では徒手抵抗やおもり・ゴムバンドを使った抵抗運動へ進む。段階が上がるほど「介助を減らして負荷を足す」方向に切り替わる、と流れで捉えると迷わない。
| MMT | 判定基準 | 適する訓練法 |
|---|---|---|
| 0(zero)/1(trace) | 収縮なし/わずかに収縮を触れる | 筋機能再教育(電気刺激・フィードバック) |
| 2(poor) | 重力を除けば全可動域を動かせる | 徒手的に介助した自動運動 |
| 3(fair) | 重力に抗して全可動域を動かせる | 自重を利用した自動運動 |
| 4(good) | ある程度の抵抗に抗せる | 徒手抵抗・軽いおもりによる抵抗運動 |
| 5(normal) | 強い抵抗に抗せる | 強い抵抗運動(おもり・ゴムバンド) |
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