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理由で解く 柔道整復師

QJ27A012 必修問題

出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午前 問12
問題
徒手筋力テストで4と表示するのはどれか。
選択肢
1 重力に抗して完全に運動できる。
2 若干の抵抗に打ち勝って完全に運動できる。
3 わずかな筋収縮はあるが関節は動かない。
4 強い抵抗に逆らって完全に運動できる。
解答
正解2(若干の抵抗に打ち勝って完全に運動できる。)
解説

MMTの4(Good)は「若干の抵抗に打ち勝って全可動域を動かせる」段階です。正解は2。

徒手筋力テスト(MMT)は0〜5の6段階で評価します。基準の軸になるのは3(Fair)で、「重力に抗して全可動域を動かせる」かどうかです。3ができたうえで、若干の抵抗に打ち勝てれば4、強い抵抗にも打ち勝てれば5となります。逆に重力に抗せず、重力を除去した肢位でなら全可動域が動くものが2(Poor)、収縮は触知できるが関節が動かないものが1(Trace)、収縮がまったくないものが0(Zero)です。数字を丸暗記するより「重力→若干の抵抗→強い抵抗」という段階の伸びで並べると混同しません。

✓ 2. 正しい
若干の抵抗に打ち勝って完全に運動できる。
4(Good)の定義そのものです。重力に加えて軽度〜中等度の徒手抵抗を加えても全可動域を動かせる状態を指します。
✗ 1. 誤り
重力に抗して完全に運動できる。
徒手抵抗を加えない状態で全可動域が動く段階で、3(Fair)にあたります。MMTの基準となる段階です。
✗ 3. 誤り
わずかな筋収縮はあるが関節は動かない。
収縮は触知・視認できるが関節運動が起こらない段階で、1(Trace)にあたります。
✗ 4. 誤り
強い抵抗に逆らって完全に運動できる。
正常筋力に相当する5(Normal)です。強い徒手抵抗に打ち勝って全可動域を動かせる状態を指します。
ポイント
  • 3(Fair)が基準線。「重力に抗して全可動域」がこの段階。
  • 4(Good)=若干の抵抗に打ち勝つ、5(Normal)=強い抵抗に打ち勝つ。
  • 2(Poor)=重力を除去すれば全可動域が動く。
  • 1(Trace)=収縮は触れるが関節は動かない、0(Zero)=収縮なし。
  • 「重力→若干の抵抗→強い抵抗」の順で段階が上がると押さえる。
比較表
段階呼称判定基準
5Normal強い抵抗に抗して全可動域を動かせる
4Good若干の抵抗に抗して全可動域を動かせる
3Fair重力に抗して全可動域を動かせる
2Poor重力を除去すれば全可動域を動かせる
1Trace収縮は触知できるが関節は動かない
0Zero収縮がまったくない
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