学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §40 衛生学・公衆衛生学 / QJ27A013
理由で解く 柔道整復師
肝硬変の主な原因は肝炎ウイルス・アルコール・脂肪性肝疾患であり、喫煙は主要な危険因子として挙げられません。答えは4です。
喫煙は「気道」と「血管」の2つに強く作用すると整理すると理解しやすくなります。タールなどの有害物質と慢性の炎症が肺胞壁を破壊して肺気腫(COPD)を起こし、ニコチンと一酸化炭素は血管内皮を傷めて動脈硬化と血栓形成を進め、虚血性心疾患や末梢動脈疾患の危険を高めます。これに対し肝臓の線維化を招くのはB型・C型肝炎ウイルスの持続感染、長期の過剰飲酒、非アルコール性脂肪肝炎などです。設問は「危険因子でない疾患」を探す形式なので、気道でも血管でもない臓器の疾患に注目します。喫煙者に対しては、施術の場でも禁煙を勧める情報提供を行い、必要なら禁煙外来につなぐとよいでしょう。
| 疾患 | 主な危険因子・原因 | 喫煙との関連 |
|---|---|---|
| 肺気腫(COPD) | 喫煙 | 非常に強い |
| 心筋梗塞 | 喫煙、高血圧、脂質異常症、糖尿病 | 強い |
| バージャー病 | 喫煙 | 非常に強い |
| 肝硬変 | 肝炎ウイルス、アルコール、脂肪性肝疾患 | 主要因子ではない |
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