学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §10 総論 評価・施術録 / QJ25P073
理由で解く 柔道整復師
初期評価は「施術を始める前に、何をどこまで行うかを決める」段階である。患者が自己管理するための助言は、施術を進めながら経過に応じて行う指導管理であり、初期評価には含まれない。
柔道整復師の臨床では、まず問診・視診・触診・各種検査で損傷の部位と程度を把握し、それが自身の業務範囲内か、医師の診察を要するかを判断する。業務範囲内と判断したら、治癒までの見通しを時間軸で示すクリティカルパスに沿って患者に説明し、固定期間や後療の内容を含む治療プログラムを立案する。ここまでが初期評価であり、施術方針を確定させる作業といえる。一方、患者自身が日常生活で腫脹を管理し、固定を守り、許可された範囲で運動するための助言は、施術開始後の各段階で経過を見ながら繰り返し行うもので、位置づけが異なる。設問は「初期評価でないのはどれか」であり、答えは2となる。
| 時期 | 主な内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 初期評価 | 損傷の把握、業務範囲の判断、見通しの説明、治療プログラムの立案 | 施術方針を決める |
| 施術・指導管理期 | 自己管理の助言、固定の点検、後療の進行、生活動作の指導 | 計画を実行し経過を整える |
| 再評価・最終評価 | 治癒状況の判定、プログラムの修正、社会復帰の判断 | 計画の見直しと終了判断 |
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