学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 外科学概論 ▸ §12 心肺蘇生法(救急法) / QJ25P051
理由で解く 柔道整復師
誤っている組合せは2。胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う部位は胸骨の上半分ではなく、下半分です。
圧迫部位が下半分である理由は解剖にあります。心臓は胸骨の下方に位置し、胸骨下半分を押すことで心臓と大血管を効率よく圧迫して血液を送り出せます。上方すぎると圧が心臓に伝わらず有効な血流が生まれず、下方すぎて剣状突起にかかると肝損傷などの危険が増します。実施の要点は、胸骨の下半分に手掌基部を置き、成人では約5cm(6cmを超えない)の深さで、1分間に100〜120回のテンポで、圧迫のたびに胸を完全に戻し、中断を最小限にすることです。これらは第25回の出題時点で用いられていた蘇生ガイドライン(JRC2015)に沿った数値です。
| 項目 | 成人BLSの基準(出題時点のガイドライン) |
|---|---|
| 圧迫部位 | 胸骨の下半分 |
| 圧迫の深さ | 約5cm(6cmを超えない) |
| 圧迫のテンポ | 100〜120回/分 |
| 圧迫と換気の比 | 30:2 |
| 開始順序 | 胸骨圧迫→気道確保→人工呼吸(C-A-B) |
| 解除 | 毎回胸壁を完全に元へ戻す |
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