学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §6 診察各論 触診 / QJ25P028
理由で解く 柔道整復師
下腿前面の脛骨部は皮下に骨がすぐある部位で、圧迫すると余分な組織間液が押しのけられて圧痕(ピッティング)が残るため、浮腫の判定に用いられる。正答は2。
浮腫は組織間隙に水分が過剰に貯留した状態で、重力の影響を受けて下腿・足背など下方に出やすい。骨の上のように圧を逃がしにくい部位を母指で数秒間圧迫し、離した後にくぼみが残れば圧痕性浮腫と判定する。心不全・腎疾患・低蛋白血症などで生じる浮腫はこの圧痕性を示し、一方でリンパ浮腫や甲状腺機能低下症の粘液水腫は圧痕を残しにくい。触診全般の原則としては、患者に苦痛の少ない健常部・広い範囲から始め、疼痛のある局所は最後に触れることで、防御反応による所見の取りづらさを避け、患者の不安も軽くできる。腫瘤の触診では硬さ・表面性状・可動性・圧痛を系統的に確かめ、可動性が乏しく硬い腫瘤では周囲への浸潤を念頭に医療機関受診を勧める。
| 三叉神経の枝 | 対応する圧痛点 | 支配領域の目安 |
|---|---|---|
| 第1枝(眼神経) | 眼窩上点(眼窩上切痕部) | 前額・上眼瞼 |
| 第2枝(上顎神経) | 眼窩下点(眼窩下孔部) | 下眼瞼・頬・上唇 |
| 第3枝(下顎神経) | オトガイ点(オトガイ孔部) | 下唇・オトガイ・側頭部 |
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