学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §6 歩行 / QJ25A095
理由で解く 柔道整復師
走行には、両足がともに地面から離れる時期(浮遊期・両脚遊脚期)があります。これが歩行との決定的な違いで、正答は2です。
歩行も走行も、一側の踵接地から次の同側の踵接地までを1周期とし、立脚相と遊脚相の繰り返しで構成される点は共通しています。決定的に異なるのは、歩行には必ず両足が同時に接地している両脚支持期があるのに対し、走行ではこれが消え、代わりに両足とも地面から離れる浮遊期が現れることです。歩行では立脚相がおよそ6割・遊脚相が4割ですが、走行では立脚相の割合が短くなり、速度が上がるほどさらに短縮します。また浮遊期を作り出すために床を強く蹴る必要があるため、重心の上下移動は歩行より大きくなり、着地時の床反力も大きくなります。発達の面では、独歩の獲得(1歳前後)に続いて2歳前後で走行が可能になります。
| 項目 | 歩行 | 走行 |
|---|---|---|
| 周期の構成 | 立脚相+遊脚相 | 立脚相+遊脚相(枠組みは同じ) |
| 両脚支持期 | あり | なし |
| 両足が地面から離れる時期 | なし | あり(浮遊期) |
| 立脚相の割合 | 約60% | 60%未満(速度が上がるほど短縮) |
| 重心の上下移動 | 小さい | 大きい |
| 獲得時期 | 1歳前後(独歩) | 2歳前後 |
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