学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §10 生殖 / QJ25A084
理由で解く 柔道整復師
プロゲステロンは排卵後にできる黄体から大量に分泌されます。黄体期にあたる子宮内膜の分泌期が最高値の時期なので、正解は4です。
月経周期は、子宮内膜の変化でみると月経期・増殖期・分泌期、卵巣の変化でみると卵胞期・排卵期・黄体期と呼び、増殖期=卵胞期、分泌期=黄体期が対応します。増殖期は発育する卵胞から分泌されるエストロゲンが主役で、子宮内膜を増殖・肥厚させます。エストロゲンのピークが引き金となってLHサージが起こり排卵すると、排卵後の卵胞は黄体に変化してプロゲステロンを大量に分泌します。プロゲステロンは肥厚した内膜の腺から分泌を促し、受精卵が着床しやすい状態に整えます(分泌期)。血中プロゲステロン値は排卵後およそ1週間の黄体中期に最高となり、妊娠が成立しなければ黄体は白体へ退縮してプロゲステロン・エストロゲンとも急減し、内膜が剥離して月経が始まります。プロゲステロンは体温中枢のセットポイントを上げるため、分泌期は基礎体温の高温相にあたり、基礎体温表からも分泌期=プロゲステロン優位と確認できます。
| 時期(子宮内膜/卵巣) | 主なホルモン | プロゲステロン | 子宮内膜・基礎体温 |
|---|---|---|---|
| 月経期 | いずれも低値 | 最低レベル | 内膜が剥離/低温相 |
| 増殖期(卵胞期) | エストロゲン上昇 | 低値 | 内膜が増殖・肥厚/低温相 |
| 排卵期 | エストロゲンのピーク→LHサージ | 上がり始めだが低い | 排卵が起こる/低温から高温への移行 |
| 分泌期(黄体期) | プロゲステロン優位(エストロゲンも再上昇) | 最高値(黄体中期) | 腺分泌が盛んで着床に備える/高温相 |
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