学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §2 血液 / QJ25A062
理由で解く 柔道整復師
胸腺で成熟するのはTリンパ球である。Tの「T」はthymus(胸腺)の頭文字で、名前そのものが答えになっている。
血球はすべて骨髄の造血幹細胞から生まれる。そのうちT細胞の前駆細胞だけは骨髄を出て血流に乗り胸腺へ入り、皮質から髄質へ移動しながら「抗原提示分子を認識できるものを残す(正の選択)」「自己成分に強く反応するものを除く(負の選択)」という選別を受けて、生き残ったものだけが成熟T細胞として末梢のリンパ組織へ送り出される。一方、B細胞は骨髄(bone marrow)にとどまったまま成熟する。胸腺は思春期に最大となり、その後は脂肪に置き換わって退縮していく。
| Tリンパ球 | Bリンパ球 | |
|---|---|---|
| 成熟する場所 | 胸腺 | 骨髄 |
| 担う免疫 | 細胞性免疫 | 液性免疫 |
| 主な働き | 感染細胞の傷害、他の免疫細胞の調節 | 形質細胞となり抗体を産生 |
| 抗原の認識 | 抗原提示分子とともに認識 | 抗原を直接認識できる |
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