学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §6 泌尿器系 / QJ25A047
理由で解く 柔道整復師
尿管の粘膜上皮は移行上皮(尿路上皮)である。
移行上皮は伸び縮みする管腔臓器に特有の重層上皮で、内腔が空のときは表層細胞が丸く盛り上がって層が厚く見え、尿がたまって壁が伸展すると細胞が扁平になって層が薄く見える。この「見た目が移り変わる」性質が名前の由来である。分布するのは腎杯・腎盤・尿管・膀胱・尿道起始部で、まとめて尿路上皮と呼ぶ。表層細胞どうしは強固な結合で密着し、高浸透圧で酸性の尿から下層の組織を守るバリアとしても働く。上皮の種類は丸暗記せず、「その場所で何が求められるか(伸展・吸収・摩擦への耐性・物質交換)」から考えると必ず導ける。
| 上皮 | 主な分布 | 機能 |
|---|---|---|
| 移行上皮 | 腎盤・尿管・膀胱 | 伸展に対応・バリア |
| 単層円柱上皮 | 胃・腸・子宮 | 分泌・吸収 |
| 多列線毛上皮 | 気管・気管支 | 異物の排出 |
| 単層扁平上皮 | 肺胞・血管内皮 | 物質交換 |
| 重層扁平上皮 | 表皮・口腔・食道・腟 | 摩擦への抵抗 |
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