学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §4 消化器系 / QJ25A044
理由で解く 柔道整復師
総胆管は主膵管と合流し、十二指腸下行部の後内側壁にある大十二指腸乳頭(ファーター乳頭)に開口する。
肝臓でつくられた胆汁は左右の肝管から総肝管となり、胆嚢管が合流して総胆管になる。総胆管は肝十二指腸間膜の中を下行し、膵頭部の後面を通ったところで主膵管と合流してファーター膨大部をつくり、オッディ括約筋に囲まれた大十二指腸乳頭から十二指腸下行部へ注ぐ。その少し上方には副膵管が開く小十二指腸乳頭がある。胆汁と膵液が同じ出口を共有するこの構造のため、胆石が乳頭部に嵌頓すると胆汁だけでなく膵液の流出も妨げられ、胆石性膵炎を起こしうる。「胆汁と膵液の合流点は下行部」と、機能と部位をつないで覚える。
| 部位 | 高さの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 上部 | 第1腰椎 | 球部。潰瘍好発部位 |
| 下行部 | 第1〜3腰椎 | 大十二指腸乳頭(総胆管+主膵管)・小十二指腸乳頭 |
| 水平部 | 第3腰椎 | 前面を上腸間膜動静脈が横切る |
| 上行部 | 第2腰椎 | 十二指腸空腸曲へ続き、トライツ靱帯で固定 |
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