学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §2 総論 運動器損傷の診察 / QJ24P098
理由で解く 柔道整復師

背臥位で観察された脊柱弯曲の要因として考えられるのは2の腸腰筋の短縮。
腸腰筋は大腰筋(腰椎の椎体・肋骨突起)と腸骨筋(腸骨窩)から起こり、合流して大腿骨小転子に停止する。腰椎の前方と股関節の前方をまたぐため、短縮すると腰椎を前方に引き、骨盤を前傾させて腰椎前弯を強める。背臥位で下肢を伸ばすと股関節が伸展方向に動く分だけ腸腰筋がさらに引き伸ばされ、その代償として腰椎前弯が増強し、腰部と床の間に隙間ができる。この種の設問は弯曲の見え方に頼らず、各選択肢の作用(骨盤を前傾させるか後傾させるか)から絞り込むと確実に解ける。
| 作用 | 主な筋 | 腰椎前弯 |
|---|---|---|
| 骨盤前傾 | 腸腰筋・大腿直筋・脊柱起立筋 | 増強 |
| 骨盤後傾 | 腹直筋・大殿筋・ハムストリングス | 減少(平坦化) |
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