学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §15 各論(骨折) 頭部・体幹 / QJ24P076
理由で解く 柔道整復師
肋骨骨折の絆創膏固定は、健側の胸部から患部の上を通し健側の背部まで、正中を越えて長く貼る。これで胸郭の呼吸性の広がりを抑え、骨折部の動揺を減らす。
目的は呼吸のたびに動く骨折部を安静にして疼痛を和らげることにある。最大呼気の状態(胸郭が最も縮んだところ)で貼ると、その後の吸気で胸郭が広がるのを制限できる。テープは幅5cm程度のものを下方から上方へ1/2ずつ重ねながら患側胸郭を覆うように貼り、両端は正中線を越えて健側まで届かせて剥がれにくくする。固定期間はおおむね3週間前後で、皮膚の状態をみながら適宜貼り替える。呼吸困難、皮下気腫、胸郭動揺、血痰などがあれば固定にこだわらず直ちに医師へ搬送する。
| 項目 | 正しい方法 | 誤りやすい理解 |
|---|---|---|
| タイミング | 最大呼気時 | 吸気時に貼る |
| 範囲 | 健側胸部〜健側背部まで正中を越える | 患部だけを覆う |
| 期間 | 約3週間 | 2か月 |
| 胸郭動揺時 | 直ちに医師へ搬送 | 硬性素材を足して固定する |
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