学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 整形外科学 ▸ §10 疾患別各論 非感染性軟部・骨関節疾患 / QJ24P058
理由で解く 柔道整復師
骨粗鬆症の危険因子として挙げられるのは、肥満ではなく「やせ(低体重)」である。したがって危険因子でないのは1。
骨粗鬆症は閉経後・老人性の原発性と、他の疾患や薬剤による続発性に分けられる。続発性の代表が、糖尿病などの内分泌代謝疾患、胃切除後の吸収障害、関節リウマチをはじめとする炎症性疾患、そして副腎皮質ステロイドの使用である。体重は骨に加わる機械的刺激そのものであり、荷重が骨形成を促すため、体重が軽いほど骨量は減りやすい。ただし肥満なら骨折しないという意味ではなく、転倒すれば骨折は起こるので、荷重運動・栄養(カルシウム、ビタミンD、蛋白質)・転倒予防を柱に指導する。
| 項目 | 危険因子か | 機序 |
|---|---|---|
| 肥満 | 危険因子ではない | 荷重刺激で骨量は保たれやすい |
| やせ・低体重 | 危険因子 | 荷重刺激の不足、栄養不足 |
| 糖尿病 | 危険因子 | 終末糖化産物による骨質低下 |
| 胃切除 | 危険因子 | Ca・ビタミンDの吸収低下 |
| 関節リウマチ | 危険因子 | 炎症性サイトカイン、活動量低下、ステロイド |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。