学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §3 診察各論 視診 / QJ24P023
理由で解く 柔道整復師
水疱を主体とする皮疹の代表は帯状疱疹。水痘・帯状疱疹ウイルスが神経節に潜伏し、再活性化して神経の支配領域に沿って小水疱が並ぶ。
初感染である水痘の後、ウイルスは脊髄後根神経節や脳神経節に潜んでいる。加齢・疲労・悪性腫瘍・免疫抑制などで細胞性免疫が落ちると再活性化し、知覚神経を伝って皮膚へ達する。そのため皮疹は片側性で、デルマトームに一致した帯状の分布をとり、紅斑→小水疱の集簇→膿疱→痂皮と変化する。多くは皮疹に数日先行する痛みがあり、治癒後も帯状疱疹後神経痛を残すことがある。顔面(三叉神経第1枝)では角膜、耳(ラムゼイ・ハント症候群)では顔面神経麻痺や難聴を伴うため、早期に医師の診察につなぐ。
| 疾患 | 代表的な皮膚・粘膜所見 | 水疱 |
|---|---|---|
| 帯状疱疹 | 片側性・帯状の紅斑と集簇性小水疱 | あり |
| 感染性心内膜炎 | 点状出血、オスラー結節、ジェーンウェイ病変 | なし |
| クインケ浮腫 | 限局性の深部浮腫(口唇・眼瞼・喉頭) | なし |
| ベーチェット病 | 口腔内アフタ、外陰部潰瘍、結節性紅斑 | なし |
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