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理由で解く 柔道整復師
4大公害訴訟は熊本水俣病・新潟水俣病(第二水俣病)・四日市ぜんそく・イタイイタイ病の4件である。川崎病は小児の急性熱性疾患であり公害とは無関係なので、含まれないのは3。
高度経済成長期の産業活動によって生じた健康被害をめぐり、1960年代後半に相次いで提訴された4件が4大公害訴訟と呼ばれる。熊本水俣病と新潟水俣病は工場排水中のメチル水銀が魚介類を通じてヒトに蓄積し、感覚障害、運動失調、求心性視野狭窄、難聴などの中枢神経障害を起こしたもの。イタイイタイ病は鉱山排水由来のカドミウムによる腎尿細管障害と骨軟化症で、わずかな動作で骨折し激痛を訴えることが病名の由来である。四日市ぜんそくは石油化学コンビナートから排出された硫黄酸化物による閉塞性呼吸器疾患。いずれも1971年から1973年にかけて原告勝訴の判決が示され、公害健康被害補償法(1973年)の制定や環境行政の整備を後押しした。一方、川崎病は1967年に川崎富作が報告した主に4歳以下の乳幼児に生じる急性熱性疾患で、全身の中小動脈に血管炎を起こし、冠動脈瘤を合併しうる点が臨床上の要点である。原因は現在も不明で、名称は発見者の姓に由来する。地名の「川崎」と結びつけないことが、この問題を落とさないコツになる。
| 名称 | 原因 | 主な障害 | 4大公害訴訟 |
|---|---|---|---|
| 熊本水俣病 | メチル水銀(工場排水) | 感覚障害、運動失調、求心性視野狭窄、難聴 | 含まれる |
| 新潟水俣病(第二水俣病) | メチル水銀(工場排水) | 同上 | 含まれる |
| 四日市ぜんそく | 硫黄酸化物(大気汚染) | 喘息様発作、閉塞性呼吸器疾患 | 含まれる |
| イタイイタイ病 | カドミウム(鉱山排水) | 腎尿細管障害、骨軟化症、多発骨折 | 含まれる |
| 川崎病 | 不明(感染や免疫の関与が想定される) | 乳幼児の全身性血管炎、冠動脈瘤 | 含まれない |
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