学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §7 運動発達 / QJ24A094
理由で解く 柔道整復師
足底把握(足底把握反射)は乳児期にみられ、発達とともに消えていく代表的な原始反射です。したがって正答は2です。
原始反射は、中枢神経が未熟な乳児期に脳幹や脊髄のレベルで現れる反射で、大脳皮質の成熟にともなって抑制され、決まった時期に消えていくのが特徴です。探索反射、吸啜反射、手掌把握反射、足底把握反射、モロー反射、非対称性緊張性頸反射、緊張性迷路反射、ガラント反射、自動歩行などが代表として挙げられます。これらが消えていくのと入れ替わるように、立ち直り反応・平衡反応・保護伸展反応(パラシュート反応)といった姿勢反応が出現し、こちらは一度現れるとその後も生涯残ります。つまり「出現して消えるのが原始反射、出現して残るのが姿勢反応」という時間軸の違いが両者を分ける決め手です。原始反射が消えるべき時期を過ぎても残っていたり、姿勢反応の出現が遅れていたりすることは、発達を評価するうえで重要な手がかりになります。
| 分類 | 時間経過 | 例 |
|---|---|---|
| 原始反射 | 出生前後に出現し、一定時期に消失する | 足底把握反射、手掌把握反射、モロー反射、探索反射、非対称性緊張性頸反射 |
| 姿勢反応 | 発達とともに出現し、生涯残る | パラシュート反応(保護伸展反応)、立ち直り反応、平衡反応 |
| 表在(皮膚)反射 | 生涯を通じてみられる | 足底反射、腹壁反射、挙睾筋反射 |
| 深部(腱)反射 | 生涯を通じてみられる | 膝蓋腱反射、アキレス腱反射、上腕二頭筋腱反射 |
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