学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §3 脈管系(循環器系) / QJ24A040
理由で解く 柔道整復師
左静脈角に注ぐリンパ本幹は 1 の胸管である。
静脈角とは内頸静脈と鎖骨下静脈が合流して腕頭静脈になる部位をいい、左右にある。全身のリンパは最終的にこの静脈角で静脈系に合流するが、左右で受け持ち範囲が違う。胸管は第1〜2腰椎の高さで乳び槽として始まり、横隔膜の大動脈裂孔を通って後縦隔を上行し、左静脈角に開口する。集めるのは下半身全部と左上半身、すなわち全身のおよそ4分の3のリンパである。残る右上半身(右の頭頸部・右上肢・右胸部)のリンパは右リンパ本幹に集まり、右静脈角に注ぐ。「左は広く(3/4)、右は狭い(1/4)」と面積で覚えておくと、リンパ節転移の広がり方を考えるときにも役立つ。
| 脈管 | 注ぐ先 | 集める範囲 |
|---|---|---|
| 胸管 | 左静脈角 | 下半身全部+左上半身(約3/4) |
| 右リンパ本幹 | 右静脈角 | 右の頭頸部・上肢・胸部(約1/4) |
| 奇静脈 | 上大静脈 | 後胸壁(右側) |
| 大伏在静脈 | 大腿静脈 | 下肢内側の皮下 |
| 門脈 | 肝臓(類洞) | 腹部消化管・脾・膵 |
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