学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §3 脈管系(循環器系) / QJ24A039
理由で解く 柔道整復師
橈骨神経は上腕深動脈とともに上腕骨後面の橈骨神経溝を走る。正しい組合せは 2 である。
末梢では神経・動脈・静脈が同じ結合組織の鞘に包まれて「血管神経束」として走ることが多く、どの神経がどの動脈と組むかは走行部位で決まる。橈骨神経は腋窩で腕神経叢後神経束から分かれた後、上腕動脈から出た上腕深動脈と一緒に上腕三頭筋の長頭と内側頭の間を通り、上腕骨後面の橈骨神経溝(螺旋溝)を外下方へ回り込む。骨に直接接して走るため、上腕骨骨幹部(中央〜遠位1/3)の骨折では橈骨神経麻痺を合併しやすく、手関節と手指の伸展ができない下垂手を生じる。他の選択肢はいずれも実際の伴走関係とずれており、正しい組合せへ置き換えて覚え直すと知識が増える。
| 神経 | 伴走する動脈 | 走行部位 |
|---|---|---|
| 腋窩神経 | 後上腕回旋動脈 | 外側腋窩隙(四辺形間隙) |
| 橈骨神経 | 上腕深動脈 | 上腕骨後面の橈骨神経溝 |
| 正中神経 | 上腕動脈 | 上腕内側の内側二頭筋溝 |
| 大腿神経 | (大腿動脈の外側に並走) | 筋裂孔/大腿三角 |
| 脛骨神経 | 後脛骨動脈 | 下腿後面深層〜足根管 |
| 深腓骨神経 | 前脛骨動脈 | 下腿前面(前区画) |
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