学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §37 生理学 / QJ24A008
理由で解く 柔道整復師
タイプI線維は遅筋(赤筋)で、収縮速度が遅く持久力に優れます。正答は2。
骨格筋線維は、エネルギーをどうつくるかで性格が二分されます。タイプI線維は酸素を使う酸化的代謝が中心で、ミトコンドリアとミオグロビンが多く毛細血管も密なため赤く見え、疲労しにくい代わりに単収縮の速度は遅く、発揮できる力も小さめです。姿勢を保つヒラメ筋や脊柱起立筋に多く含まれます。一方タイプIIb線維は解糖系中心で、グリコーゲンを大量に蓄え、線維径が太く瞬間的に大きな力を速く出せますが、乳酸が蓄積して早く疲労します。両者の中間がタイプIIa線維(速く収縮しつつ酸化能も高い)です。ミオシンATPアーゼ活性が高いほど速く収縮するという原理で覚えると、「速い=太い=グリコーゲン多い=疲れやすい」という一連の特徴が芋づる式に思い出せます。
| 項目 | タイプI(遅筋・赤筋) | タイプIIb(速筋・白筋) |
|---|---|---|
| 単収縮の速度 | 遅い | 速い |
| 線維径 | 細い | 太い |
| ミトコンドリア・ミオグロビン | 多い | 少ない |
| 毛細血管密度 | 高い | 低い |
| グリコーゲン含有量 | 低い | 高い |
| 主なエネルギー供給 | 酸化的リン酸化 | 解糖系 |
| 疲労耐性 | 強い | 弱い |
| 役割 | 姿勢保持・持久運動 | 瞬発的な大きな力 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。