学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §37 生理学 / QJ25A005
理由で解く 柔道整復師
ホメオスタシス(恒常性)とは、外の環境が変わっても体内環境を狭い範囲に一定に保つ働きのことです。答えは4です。
体温、血糖値、血液のpH、体液の浸透圧、血圧といった値は、基準からずれると受容器がそれを感知し、自律神経系と内分泌系(そしてそれらを統括する視床下部)が反対方向の反応を起こして元に戻します。この仕組みが負のフィードバックです。たとえば体温が上がれば発汗と皮膚血管の拡張で熱を逃がし、下がれば皮膚血管を収縮させ、ふるえによって熱を産生します。血糖が上がればインスリン、下がればグルカゴンやアドレナリンが働きます。ここで大切なのは、血液の循環や神経回路網は恒常性を実現するための「手段」であって、恒常性そのものの定義ではないという点です。本問はこの区別を問うています。
| 調節される項目 | ずれた向き | 体の反応 |
|---|---|---|
| 体温 | 上昇 | 発汗・皮膚血管拡張で放熱を増やす |
| 体温 | 低下 | 皮膚血管収縮・ふるえで産熱を増やす |
| 血糖 | 上昇 | インスリン分泌で細胞への取り込みを促す |
| 血糖 | 低下 | グルカゴン・アドレナリン等で放出を促す |
| 血圧 | 低下 | 圧受容器反射で心拍数増加・血管収縮 |
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