学習トップ理由で解く 生理学第8章 ▸ A. ホルモンの特徴 / Q0486

理由で解く 生理学

Q0486 内分泌

出典:あマ指 第12回(2004) 問題48
問題
ホルモンとその作用の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 プロラクチン―――――――乳汁産生促進
2 成長ホルモン―――――――血糖値低下
3 甲状腺ホルモン――――――基礎代謝低下
4 糖質コルチコイド―――――炎症反応亢進
解答
正解1(プロラクチン―――――――乳汁産生促進)
解説
✓ 1. 正しい
プロラクチン―――――――乳汁産生促進
プロラクチンは下垂体前葉から分泌されるペプチドホルモンで、乳腺に作用して乳汁の産生を促進する。妊娠中・授乳中に分泌が増加し、吸啜刺激により持続的に分泌が維持される。乳汁産生促進はプロラクチンの代表的作用であり、正しい組合せである。
✗ 2. 誤り
成長ホルモン―――――――血糖値低下
成長ホルモン(GH)は血糖値を低下させるのではなく上昇させる。インスリン拮抗作用と脂肪分解促進により血糖を上昇させる。
✗ 3. 誤り
甲状腺ホルモン――――――基礎代謝低下
甲状腺ホルモン(T3/T4)は基礎代謝を低下させるのではなく上昇させる。酸素消費量を増加させ、全身の代謝を亢進させる。
✗ 4. 誤り
糖質コルチコイド―――――炎症反応亢進
糖質コルチコイド(コルチゾール)は炎症反応を亢進させるのではなく抑制する。リンパ球抑制・サイトカイン産生抑制などの強力な抗炎症作用を持つ。
ポイント
  • 覚え方のコツ: 「プロラクチン=プロの酪農=乳を作る」で確実に覚える。GHは血糖上昇、T3/T4は代謝亢進、コルチゾールは抗炎症と整理する。
  • 関連知識: 本問の誤答パターンは頻出。GH→血糖「上昇」、甲状腺ホルモン→代謝「亢進」、コルチゾール→炎症「抑制」を確実に記憶する。
  • よくある間違い: 成長ホルモンを「成長を促す=体に良い=血糖を下げる」と誤解しやすい。GHはインスリン拮抗ホルモンであり血糖上昇作用を持つ。
  • 教科書では「d.ホルモン分泌の調節」の範囲に該当する。
解説画像
あマ指 第12回(2004) 問題48|ホルモンとその作用の組合せで正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第12回(2004) 問題48|ホルモンとその作用の組合せで正しいのはどれか。
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