学習トップ理由で解く 生理学第5章 ▸ C. 各栄養素の働きと代謝 / Q0359

理由で解く 生理学

Q0359 代謝

出典:あマ指 第28回(2020) 問題30
問題
細胞の主成分となる栄養素はどれか。
選択肢
1 蛋白質
2 無機質
3 炭水化物
4 ビタミン
解答
正解1(蛋白質)
解説
✓ 1. 正しい
蛋白質
蛋白質は細胞の主成分となる栄養素である。細胞の乾燥重量の約50%以上を蛋白質が占める。酵素・構造蛋白質(細胞骨格)・輸送蛋白質・受容体・抗体・ホルモンなど多種多様な機能を担い、生命活動の基盤となる。蛋白質は約20種のアミノ酸がペプチド結合で連結して構成され、1gあたり約4kcalのエネルギーを産生する。
✗ 2. 誤り
無機質
無機質(ミネラル)は微量元素として酵素活性や浸透圧維持に関与するが、細胞の主成分ではない。
✗ 3. 誤り
炭水化物
炭水化物は主にエネルギー源(1gあたり約4kcal)として利用され、細胞の主要構成成分ではない。
✗ 4. 誤り
ビタミン
ビタミンは補酵素として微量で代謝反応に関与するが、細胞の主成分ではない。 各栄養素の主な役割
栄養素主な役割エネルギー(kcal/g)
蛋白質細胞の主要構成成分(酵素・受容体・抗体等)約4
糖質主要エネルギー源約4
脂質エネルギー源・細胞膜構成成分約9
ビタミン補酵素として代謝を補助-
無機質酵素活性補助・浸透圧維持-
ポイント
  • 蛋白質は細胞の乾燥重量の約50%以上を占め、構造と機能の両面で細胞の主要構成成分である。
  • 覚え方のコツ: 「細胞の主役はタンパク質」→ 酵素も受容体も抗体もすべて蛋白質であり、細胞機能の主役である。
  • 関連知識: 脂質も細胞膜のリン脂質二重層として構造的役割を担うが、細胞全体の主成分としては蛋白質が最も多い。
  • よくある間違い: 炭水化物(糖質)を細胞の主成分と誤答するケース。糖質は主にエネルギー源であり、構成成分としての役割は蛋白質に及ばない。
解説画像
あマ指 第28回(2020) 問題30|細胞の主成分となる栄養素はどれか。 解説図
あマ指 第28回(2020) 問題30|細胞の主成分となる栄養素はどれか。
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