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理由で解く 生理学

Q0043 生理学の基礎

出典:鍼灸 第19回(2011) 問題34
問題
ヘモグロビンの構成要素として不可欠なのはどれか。
選択肢
1 亜 鉛
2
3 ナトリウム
4 リ ン
解答
正解2(鉄)
解説
✗ 1. 誤り
亜 鉛
亜鉛は多くの酵素の補因子として重要であるが、ヘモグロビンの構成要素ではない。
✓ 2. 正しい
ヘモグロビンの構成要素として鉄(Fe²⁺)は不可欠である。ヘモグロビンはヘム(鉄ポルフィリン複合体)4分子とグロビンタンパク質からなり、ヘムの中心に配位された鉄がO₂と可逆的に結合する。この鉄の存在により赤血球は酸素運搬機能を果たすことができる。鉄が不足するとヘモグロビン合成が障害され、鉄欠乏性貧血を引き起こす。
✗ 3. 誤り
ナトリウム
ナトリウム(Na⁺)は細胞外液の主要陽イオンであり浸透圧の維持に重要であるが、ヘモグロビンの構成要素ではない。
✗ 4. 誤り
リ ン
リンはATPや核酸、リン脂質の構成成分として重要であるが、ヘモグロビンの構成要素ではない。
ポイント
  • ヘモグロビン=ヘム(鉄+ポルフィリン)+グロビン、鉄がO₂と結合する
  • 覚え方のコツ: 「ヘモグロビンの"ヘモ"=ヘム=鉄」と語源で結びつける。血液が赤いのもヘムの鉄による
  • 関連知識: 赤血球・ヘモグロビンの詳細を学ぶ。鉄欠乏性貧血は臨床で最も多い貧血である
  • よくある間違い: リンをヘモグロビンの構成要素と誤認しやすい。リンはATP・核酸・リン脂質の構成成分である
解説画像
鍼灸 第19回(2011) 問題34|ヘモグロビンの構成要素として不可欠なのはどれか。 解説図
鍼灸 第19回(2011) 問題34|ヘモグロビンの構成要素として不可欠なのはどれか。
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