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理由で解く 生理学

Q0025 生理学の基礎

出典:鍼灸 第10回(2002) 問題34
問題
DNA について誤っているのはどれか。
選択肢
1 遺伝情報をもつ。
2 塩基は 3 種類である。
3 二重らせん構造である。
4 染色体に含まれる。
解答
正解2(塩基は 3 種類である。)
解説
✗ 1.
遺伝情報をもつ。
✗ 正しい。DNAは個体の形質に関するすべての遺伝情報を持っている。
✓ 2. 誤り
塩基は 3 種類である。
DNAの塩基は3種類ではなく4種類である。DNAを構成する塩基には、アデニン(A)、グアニン(G)、チミン(T)、シトシン(C)の4種類がある。対になる塩基の組み合わせはAとT、GとCと決まっており、これを相補性という。この「4種類」という数は試験頻出の重要事項である。
✗ 3.
二重らせん構造である。
✗ 正しい。DNAはヌクレオチドの鎖が2本向き合い、互いの塩基同士で結合して二重らせん構造を形成している。
✗ 4.
染色体に含まれる。
✗ 正しい。DNAはタンパク質と複合した染色質の形で核内に存在し、細胞分裂の際に凝集して染色体を形成する。
ポイント
  • DNAの塩基は「A(アデニン)・G(グアニン)・T(チミン)・C(シトシン)」の4種類である
  • 覚え方のコツ: 「あ(A)・ぐ(G)・ち(T)・し(C)」で4文字。相補性は「ATペア・GCペア」と覚える
  • 関連知識: RNAではチミン(T)の代わりにウラシル(U)が使われる。DNA=T、RNA=Uという違いも頻出である
  • よくある間違い: DNAとRNAの塩基の違いを混同する。DNAにはチミン、RNAにはウラシルが含まれる
比較表
項目 DNA RNA
塩基の種類 A, G, T, C(4種類) A, G, U, C(4種類)
構造 二重らせん(2本鎖) 1本鎖
デオキシリボース リボース
存在場所 主に核内 核内・細胞質
主な役割 遺伝情報の保存・複製 タンパク質合成(mRNA, tRNA, rRNA)
解説画像
鍼灸 第10回(2002) 問題34|DNA について誤っているのはどれか。 解説図
鍼灸 第10回(2002) 問題34|DNA について誤っているのはどれか。
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