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理由で解く 生理学

Q0026 生理学の基礎

出典:あマ指 第11回(2003) 問題39
問題
細胞小器官とその働きの組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 ミトコンドリア-物質運搬
2 リソソーム-蛋白質合成
3 粗面小胞体-不要な物質の分解処理
4 中心体-細胞分裂
解答
正解4(中心体-細胞分裂)
解説
✗ 1. 誤り
ミトコンドリア-物質運搬
ミトコンドリアの主な働きはATP産生(エネルギー供給)であり、物質運搬ではない。ATPを大量に合成・供給する装置。
✗ 2. 誤り
リソソーム-蛋白質合成
リソソームの働きは「不要な物質の分解処理」であり、タンパク質合成ではない。タンパク質合成はリボソーム(粗面小胞体上)の役割である。
✗ 3. 誤り
粗面小胞体-不要な物質の分解処理
粗面小胞体の働きはリボソームによる「タンパク質合成」であり、不要物質の分解処理はリソソームの機能である。選択肢2と3で機能が入れ替わっている点に注意する。
✓ 4. 正しい
中心体-細胞分裂
中心体は細胞分裂に際して働く細胞小器官である。1対の円筒状の小体よりなる。細胞分裂に際して働く。細胞分裂時に紡錘体(紡錘糸)を形成し、染色体を両極に分配する役割を担う。
ポイント
  • 組合せ問題では「選択肢同士の機能入れ替え」に注意する(本問では2と3が逆)
  • 覚え方のコツ: 「ミ(ミトコンドリア)→エ(エネルギー)、リソ→分解、ソメン(粗面)→合成、チュウ(中心体)→分裂」と頭文字で対応
  • 関連知識: 細胞小器官は5つ(ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ装置、リソソーム、中心体)であり、それぞれの機能を1対1で覚えることが必須
  • よくある間違い: リソソームとリボソームの名前が似ているため混同しやすい。リソソーム=分解、リボソーム=タンパク質合成である
比較表
細胞小器官 主な機能 備考
ミトコンドリア ATP産生(エネルギー供給) ATPを大量に合成・供給する装置
粗面小胞体 タンパク質合成 リボソームはタンパク質合成の場
ゴルジ装置 タンパク質の濃縮・分泌 タンパク質を受け取って濃縮・分泌
リソソーム 不要物質の分解処理 加水分解酵素を多く含み不要物を分解
中心体 細胞分裂 細胞分裂に際して働く
解説画像
あマ指 第11回(2003) 問題39|細胞小器官とその働きの組合せで正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第11回(2003) 問題39|細胞小器官とその働きの組合せで正しいのはどれか。
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