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理由で解く 作業療法士

QO61P024 作業療法評価学

出典:第61回作業療法士国家試験(2026)午後 問24
問題
評価法と説明の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
選択肢
1 Abbeypainscale ― 緩和ケアの包括的評価
2 FaceScale ― 顔の表情の絵による評価
3 NRS ― 数値的評価
4 STAS-J ― 視覚的評価
5 VAS ― 認知症患者の観察式評価
解答
正解2(FaceScale ― 顔の表情の絵による評価)、3(NRS ― 数値的評価)
解説

Face Scaleは表情の絵で痛みを評価する尺度、NRSは0〜10の数値で痛みを評価する尺度で、いずれも組合せが正しい。

疼痛評価尺度は評価の対象と方法で整理する。Face Scale(フェイススケール)は複数の顔の表情のイラストから選ばせるもので「顔の表情の絵による評価」が正しい。NRS(Numerical Rating Scale)は痛みを0〜10などの数字で答えさせる「数値的評価」で正しい。一方、Abbey pain scaleは言語表現が困難な認知症患者の痛みを行動から評価する観察式尺度であり「緩和ケアの包括的評価」ではない。STAS-J(Support Team Assessment Schedule日本語版)は緩和ケアの包括的評価尺度で「視覚的評価」ではない。VAS(Visual Analogue Scale)は10cmの直線上に痛みを示させる視覚的アナログ評価であり「認知症患者の観察式評価」ではない。

✗ 1. 誤り
Abbeypainscale ― 緩和ケアの包括的評価
Abbey pain scale=緩和ケアの包括的評価:Abbeyは認知症患者の痛みの行動観察式評価であり組合せが誤り
✓ 2. 正しい
FaceScale ― 顔の表情の絵による評価
表情のイラストで痛みを選ばせる尺度で組合せが正しい
✓ 3. 正しい
NRS ― 数値的評価
0〜10の数値で痛みを答えさせる数値的評価尺度で正しい
✗ 4. 誤り
STAS-J ― 視覚的評価
STAS-Jは緩和ケアの包括的評価尺度であり視覚的評価ではない
✗ 5. 誤り
VAS ― 認知症患者の観察式評価
VASは直線上に示す視覚的アナログ評価であり観察式ではない
ポイント
  • Face Scale=表情の絵、NRS=数値
  • VAS=直線上の視覚的アナログ評価
  • Abbey pain scale=認知症の疼痛観察式、STAS-J=緩和ケア包括評価
比較表
主な疼痛・緩和ケア評価尺度
尺度評価内容・方法
VAS10cm直線上に痛みを示す視覚的アナログ
NRS0〜10の数値で痛みを答える
Face Scale顔の表情のイラストで選ぶ
Abbey pain scale認知症患者の痛みの行動観察式
STAS-J緩和ケアの包括的評価
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