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理由で解く 作業療法士

QO52A027 作業療法評価学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午前 問27
問題
遠城寺式乳幼児分析的発達検査における手の運動で、生後9〜10か月の発達段階であるのはどれか。
選択肢
1 ガラガラを振る。
2 積木を2つ重ねる。
3 鉛筆でぐるぐる丸を書く。
4 瓶の蓋を開けたり閉めたりする。
5 おもちゃを一方の手から他方に持ち替える。
解答
正解4(瓶の蓋を開けたり閉めたりする。)
解説

遠城寺式の手の運動では、生後9〜10か月に『瓶の蓋を開けたり閉めたりする』段階に達する。

遠城寺式乳幼児分析的発達検査の『手の運動』領域では、微細運動が月齢とともに段階的に発達する。ガラガラを振るのは生後4〜5か月ごろ、一方の手から他方へ持ち替えるのは6〜7か月ごろ、瓶の蓋を開けたり閉めたりするのが9〜10か月ごろ、積木を2つ重ねるのは1歳を過ぎてから、鉛筆でぐるぐると丸(なぐりがき)を書くのは2歳前後である。したがって生後9〜10か月に相当するのは『瓶の蓋を開けたり閉めたりする』である。手指の対立・分離運動が高度になるほど月齢が上がる点を押さえる。

✗ 1. 誤り
ガラガラを振る。
生後4〜5か月ごろ
✗ 2. 誤り
積木を2つ重ねる。
1歳を過ぎてからの段階
✗ 3. 誤り
鉛筆でぐるぐる丸を書く。
2歳前後のなぐりがき段階
✓ 4. 正しい
瓶の蓋を開けたり閉めたりする。
生後9〜10か月の段階
✗ 5. 誤り
おもちゃを一方の手から他方に持ち替える。
生後6〜7か月ごろ
ポイント
  • 手の運動は微細運動発達の指標
  • 9〜10か月=瓶の蓋の開閉
  • 持ち替えは6〜7か月、積木2個は1歳以降
  • なぐりがきは2歳前後
比較表
遠城寺式・手の運動の発達目安
おおよその月齢手の運動
4〜5か月ガラガラを振る
6〜7か月一方の手から他方へ持ち替える
9〜10か月瓶の蓋を開けたり閉めたりする
1歳以降積木を2つ重ねる
2歳前後鉛筆でぐるぐる丸を書く
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