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理由で解く 作業療法士

関節裂隙狭小化と骨棘を示す変形性膝関節症では、荷重を軽減しつつ運動を継続できる水中歩行が推奨される。
別冊のX線は膝関節正面(立位AP)像で、左右の関節裂隙が非対称に狭小化し、脛骨顆間隆起付近に骨棘、関節面周囲に軟骨下骨硬化を認める。これは変形性膝関節症(膝OA)の典型像である。73歳女性で誘因なく歩行時膝痛が3年かけて緩徐に進行し、熱感・腫脹はなく関節裂隙に軽度圧痛という臨床像もこの画像所見と一致する。膝OAの運動指導では、荷重負荷を減らしながら大腿四頭筋を中心とした筋力と可動域を維持することが重要で、浮力により関節負荷が軽減される水中歩行が最も適する。安静は筋力低下を招き、正座は深屈曲負荷、階段昇降とジョギングは高荷重・衝撃負荷となりいずれも増悪要因のため不適である。
| 項目 | 推奨/回避 |
|---|---|
| 水中歩行 | 推奨:浮力で低負荷 |
| 大腿四頭筋訓練 | 推奨:膝安定化 |
| 正座・深屈曲 | 回避:高負荷 |
| ジョギング・階段下り | 回避:衝撃・荷重増 |
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